機器ごとの性能の図り方
太陽電池モジュール(ソーラーパネル)
- 変換効率
- 同面積に同じ強さの光エネルギーがあたった場合、どれだけを電気に変換できるかが変換効率です。数値が高いほど狭い範囲でもたくさん発電できることになります。
(計算式)=(モジュール最大発電量[W]×100)÷(モジュール面積[㎡]×1000[W]/[㎡])
- セルのタイプ
- セルは発電モジュールの元となる単位です。結晶型、薄膜型、ハイブリッド型など、原料や製造技術などで比較します。
- 見栄えのよさ
- 設置用の部品などによって屋根の美観もかなり変わります。設置例や過去の実績などで比較しましょう。
- 価格
- 1kWあたりの価格で比較するなど、発電効率やバランスなどを見ながら検討しましょう。
- モジュールの種類
- 屋根の形や角度などを専門家に見てもらい、その屋根に対応できるモジュールの品ぞろえがあるかなども検討材料です。
- 保証
- 一般的にメーカーの10年保証がつきますが、追加オプションなどがあるメーカーもあります。
パワーコンディショナ
- 変換能力
- 太陽電池モジュールで発電した電力を変換する能力で、メーカーの差は2~3%といったところです。発電量と変換能力の組み合わせを加味して、システム全体での発電量とコストパフォーマンスを比較しましょう。
- 設置のしやすさ
- 屋内・屋外両方設置可能なものや複数台の併設設置可能なものなどが比較できます。
- 耐用年数
- どのメーカーに関しても耐用年数はおよそ10年です。その間メンテナンスも必要となってきますので、保守なども念頭に。
エコ管理システム(電力モニター)
電力モニターはメーカーのオプション的なものになっています。どのメーカーのものも主な機能は1日、1ヶ月、1年ごとの発電量のチェック、目標設定をして節電を目指す、環境への具体的な貢献度を確認できるなどです。メーカーで数種類ある場合は必要な機能で比較します。最近では、NTTからフレッツ光のオプションサービスとして「FLET’S ミルエネ」という家庭内の消費電力量の可視化ディスプレイが提供されおります、フレッツ光ネクストは新規申し込みで様々なキャンペーンの適用がされるのでオススメです。
- 画面
- タッチパネル操作の有無、液晶画面の大きさなど。アニメーションで売電や節電状況などをお知らせする機能などがあります。
- 家電や外部システムとの連動
- ワイヤレスタイプのものや無線データ方式のもの、パソコンやテレビに接続してデータ管理ができるものなど、フォトスタンドとして利用できるなど、様々です。
用語について
セル
太陽電池の機能をもった最小単位のことで、結晶系の場合はシリコンの薄い板です。
モジュール
セルをつなぎ合わせて強化ガラスなどで覆い、屋外で利用できるようにパッケージ化したもののことを言います。
アレイ
モジュール(ソーラーパネル)を配列して架台に設置したもののことを言います。
公称最大出力
1枚の太陽電池モジュールが発電することができる最大の電力のこと。AM1.5、放射照度1000W/㎡、モジュール温度25度の場合、とJISに定められています。
HIT
HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin-layer)とは、単結晶シリコン、非結晶シリコンによる2つの太陽電池を組み合わせることで、両面で受光できるなどのメリットがあり、ハイブリッド型太陽電池とも呼ばれています。変換効率が高く温度特性にも優れ、評価されています。
多結晶シリコン
結晶の粒が数ミリ程度の太陽電池で、単結晶シリコンと比較すると発電効率は落ちますが、生産に必要なエネルギー収支などで見ると単結晶シリコンより優れた面があります。
単結晶シリコン
高純度のシリコン単結晶ウエハーを半導体の基板として使用している太陽電池モジュールです。発電効率は高いですが、製造工程が複雑なために高価。
アモルファスシリコン(非結晶シリコン)
…ケイ素を主体とする非結質半導体です。単結晶シリコン・多結晶シリコンなどと比較しするとエネルギー
ギャップが大きく、光吸収係数が高いですが、製膜が簡単などの特徴を持ち、次世代太陽電池の素材として期待されています。