日本に広がるメガソーラー事業

メガソーラーとは、大規模な太陽光発電施設のことです。 1か所当たりの発電量は、1,000kW~20,000kWにもなります。 14万kWのメガソーラー発電の発電量は、約4万軒分の家庭の電気使用量に相当し(年間発電量/約1億5,000万kWh)CO2排気量は、約7万トンも削減される計算になります。 こうしたメガソーラー事業が今、日本全国に広がっています。

日本各地のメガソーラー発電所

2008年時点で着工計画が発表されたメガソーラー発電施設について、ご紹介しましょう。

大阪府堺市

大阪府堺市では、最終的に28MWの発電が可能となるメガソーラー発電計画が進められています。堺市のメガソーラー発電施設は、従来の研究施設ではなく、事業用発電所としての稼働を最終的な目標としており、実証が進められています。

プレスリリース/関西電力

北海道稚内市

また、国内最大規模の風力発電施設を備える北海道稚内市のメガソーラー発電施設は、2007年から実証事件が行われており、2012年まで続けられる予定です。 通常、実証実験を終えた施設は取り壊されるのですが、稚内市ではこれを3月に譲りうけ、稚内市での運営を開始しています。 稚内市では、市の電力消費量の7割程度を風力発電にて賄っていますが、100%自然エネルギーで電力を賄う事を目標に、自然エネルギーの導入が進められています。

稚内市移管の太陽光発電、900万円稼ぐ 3月・4月

太陽光発電最新ニュース

次に、今後の着工、稼働が発表されている最新ニュースをご紹介します。

鳥取県内初のメガソーラー発電施設着工へ

2012年の着工、導入が新たに発表されたのが、鳥取県鳥取市です。 これが実現すれば、鳥取県内で初めての再生エネルギー法によるメガソーラー発電所が稼働する事となります。

神奈川県の県モデル事業

また、12月22日には、神奈川県が一般家庭600戸分の発電量に相当する2メガワットの太陽光パネルを愛川町に設置する計画を発表しました。 神奈川県のモデル事業として、太陽光発電の導入が進められています。

最後に

今回ご紹介した大阪府、北海道、鳥取県、神奈川県の他にも、山梨県北杜市、福岡県大牟田市など、メガソーラー発電所の導入を進める市町村は全国に展開しています。

メガソーラー計画の規模(2008年度現在)

所在地 発電出力 運転開始(予定を含む)
北海道稚内市 5メガワット 2007年
大阪府堺市(1) 10メガワット 2011年
大阪府堺市(2) 最大18メガワット 2011年
神奈川県川崎市(1) 3メガワット 2011年
神奈川県川崎市(2) 15メガワット 2011年
山梨県北杜市 2メガワット 2008年
福岡県大牟田市 3メガワット 2010年

2007年までは太陽光発電分野において、トップを独走していた日本。 ドイツやスペインと言った欧州勢や中国、台湾にその座を追われ、今や後手を取っているこの分野に、日本が返り咲く日は、そう遠くないかもしれません。